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投資信託を始めるためにネット証券で口座開設する際に注意すべき点いくつか

投資信託もしくは株式の売買には証券会社に口座を開設する必要がありますが、今年に入って新たに開設したらなにやら前よりめんどくさくなっていたのでメモっておきます。

口座開設の申込をする

いまはいろんな証券会社があり、証券会社によっていろんな特徴があるためどれを選んだら良いかわかりづらいかもしれません。

基本はSBI証券は抑えておいたほうが良いと思います。

簡単に説明すると

  • 株式や債券、投資信託など主要商品がすべて取引できる
  • SBIネット銀行と連携させ、ハイブリッド預金に入れると金利が0.05%(2016年1月現在)になる

などが大きいと思います。

どこも口座開設及び維持費は無料なので、この際いくつか開設しておいても良いと思います。

各証券会社ともキャンペーンを行っているので、それで決めてもいいかもしれません。

申し込みにはいまはマイナンバー必須

申し込みには本人確認書類を提出する必要があります。

前までは本人確認書類(免許証やパスポート等)で良かったのですが、2015年の12月くらいから、マイナンバーが必須になりました。

なので、マイナンバーがまだ届いていない、もしくは受け取っていないひとは申込みできません。

基本は、マイナンバー+本人確認書類となっているので、必ず用意しておきます。

また、マイナンバーの個人番号カードであればそれ一枚で公的な身分証明書として使用できるため、無料なので作っておいたほうが良いと思います。(写真もスマホで撮ってアップロードするだけですしね)

一昔前はこれらの書類をコピーとったりして郵送する必要がありましたが、いまはどれもスマホやデジカメで撮った写真をアップロードするだけで申込できます。

特定口座と一般口座

申し込みの際、証券会社の口座を特定口座と一般口座のどちらで開設するか選択する必要があります。

特定口座にも特定口座(源泉徴収あり)と特定口座(源泉徴収なし)があります。

詳しいことは以下を見てもらうとして、めんどくさい手続きを取りたくないひとはとりあえずここは特定口座(源泉徴収あり)にしておきます。

特定口座とは http://www.smbcnikko.co.jp/service/account/tokutei/index.html

一般口座 http://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0078.html

口座開設のお知らせ

口座が開設されると、郵便で口座開設のお知らせが届きます。

本人限定受取郵便の場合は本人しか受け取れない上、受け取りの際に本人確認書類を提示する必要があります。

受け取った口座開設のお知らせにはログインIDと初期認証番号(もしくは初期パスワード)が書かれているので、実際にログインできるか確認します。

もしかしたらですが、マイナンバーが証券会社で登録されないとログイン出来ないかもしれません(カブドットコムで申し込みしたときはそうでした)

その場合、口座開設のお知らせを受け取ってからマイナンバーの登録が完了するまでの間、約1〜2週間程度ログインできないことになります。

証券会社の口座に入金する

口座開設のお知らせが来て無事に証券会社に口座が作られましたが、まだ取引はできません。

証券会社に口座はできましたが、口座にお金が入っていないので入金を行います。

口座開設のお知らせに振込先口座の番号が書いてあるので、そこに自分の銀行口座から入金を行います。

普通に入金する方法もありますが、いまは銀行と証券会社が提携していれば

などが利用できます。

口座振替(自動引き落とし)

証券会社のページから入金依頼をすると、自動で自分の銀行口座から引き落としを行い、証券会社の口座に入金する方式です。

即時入金はされず、だいたい2~3営業日後に入金されるところが多いと思います。

振込手数料は無料です。

リアルタイム口座振替

取引で口座の金額が不足した場合に、自動で自分の銀行口座から引き落としを行い、証券会社の口座に入金する方式です。

即時入金されるのが特徴で、振込手数料は無料です。

自動スイープ

SBI証券楽天証券は自身のネット銀行と契約していると自動スイープを使えます。

SBIネット銀行ではSBIハイブリッド預金楽天銀行ではマネーブリッジと読んでいますが、どちらも似たような機能で、証券会社とネット銀行の口座を連携させると、普通預金の金利が優遇されるというものです。

SBIネット銀行は株式や投資信託等の購入で自動で引き落としされますが、楽天銀行の場合は入金するという一手間があります。

ただし、楽天銀行のマネーブリッジは年0.10%(2016年1月現在)で、SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金年0.05%(2016年1月現在)となっており、金利の面ではマネーブリッジのほうが有利となっています。

こちらも振込手数料は無料です。

口座の確認

証券口座に入金すると株式や投資信託の売買ができるようになりますが、売買の前に口座を確認してみましょう。

申し込みの際に特定口座(源泉徴収あり)にしましたが、証券会社によっては特定口座になっていない場合がありました(カブドットコムではそうでした)

その場合、口座開設のお知らせの同封書類をよくみると、特定口座の申込書が同封されていると思います。

この申込書を返送して受理されて初めて特定口座が使用できるようになります。

この特定口座の申込書にもマイナンバーと本人確認書類が必要になるので準備しておきましょう。

やっと取引できる

ここまで長かったですが、これで心置きなく取引できます。

おつかれさまでした。

最後に

申し込みは簡単なのですが、一通り手続きが済むまで2週間程度はかかると思います(一般口座だと最速3日程度で取引できるようです)

マイナンバーがなかった頃は申し込みから取引開始まで1週間もしなかった気もしますが、とんでもないことになりましたね…

楽天証券の場合、楽天市場やカードを持っていたからかわかりませんが、一番スムーズに口座開設まで行きました。

書類の往復も少なく、特定口座にも一発でなってましたが、他ではあれだけ手続きで時間のかかるマイナンバーの登録が画像のアップロード一発で登録されて逆に不安になるくらいでした。

一番めんどくさかったのがカブドットコム証券で、画像のアップロードをして口座開設のお知らせが来たにもかかわらずシステムの不具合でアップロードがされてないと言われて結果的にすごく時間がかかりました。

どの証券会社も似たようなプロセスで申し込みを行うと思いますので、参考になれば幸いです。